釧路で1番早い盆踊り

こんにちは〜北海道は釧路市にある、新橋大通商店街です。

うちの商店街では毎年、この地域では1番早く、盆踊りを開催してるんです。
今年は7月21日〜22日、イトーヨーカドー釧路店さんの一角で行いました。
この場所に移っての開催は、3年目。
スケジュールはこんな感じ。

●日程(スケジュール)

★1日目 7月21日 (土)★2日目 7月22日(日)共


 ・露天縁日開店        17:00~

 ・盆踊り 子どもの部     18:00~20:00

 ・子どもにお菓子配布     19:00~

 ・盆踊り おとなの部     19:10~19:50

 ・浴衣で参加賞配布(25名) 19:50~20:00
   一列に並んでもらう 多かったら ジャンケン?抽選?




この一角は屋根付きなんで、雨が降っても大丈夫〜^^

この盆踊りでは子ども踊りと大人踊りがあるんです。
毎年たくさんの人たちが踊ってくれるのですが、
特に子ども達はかわいい浴衣で、楽しんでくれています。





 出店のほうも、新橋大通商店街でお店を出している方々が
毎年腕をふるってくれています。
焼き鳥、焼きそばなど定番のものから、くじ、ビール、、
これを見ているだけでも気持ち、上がっちゃいますよね〜^^
婦人部の方々のおいなりさんやキュウリの漬物も大人気!
更に女子力たっぷりのスイーツや小物も出されてました。



この他にもたくさん出品されてたよ!



2日共、よさこいチーム「ミナオドーレ」さんの演舞があり。



嬉しいことに、この盆踊りのことをブログに書いてくださってました!
ありがとうございます!!^^
https://ameblo.jp/minaodorekushiro/entry-12393068541.html



2日間に渡って開催されましたが、たくさんの人にきてもらい
踊ってもらい、食べてもらい、遊んでもらい、、、
感無量でした!

商店街の方々もだんだん高齢化しているところもありますが
若い、新しい力も取り入れながら商店街の繁盛のため、
地元釧路の人たちのしあわせのために、エネルギーをもらえた2日間でした。

2日間の様子を動画にしたので、こちらもご覧くださいね。



また来年も開催するので、ぜひぜひ、いらしてくださいね〜^^

スタンド大好き社長!


こんばんは、新橋大通商店街もりあげ隊です。

先日は、商店街で灯油配達と家具のお店をなさっている「有限会社すきっぷ」の畠中さんにお話伺ってきました〜。





新橋大通商店街
社長の畠中さんです











新橋大通商店街
こんな感じでインタビューさせていただきました!





















 

社長の畠中さん、灯油販売をする前はガソリンスタンドの所長さんでした。その頃からスタンドが大好き!油が大好き!仕事が大好き!だったそうです。

インタビューは1時間あまりあり、畠中さんの人生観、仕事観をたっぷり伺うことができました。なので、今回のブログはそのインタビューをそのままお届けしますね!


どうして会社名は「すきっぷ」なんですか?

会社を作るときに、経営は歩いても行けない、走りすぎても行けない、スキップ位がいい速さだ思い「すきっぷ」と名付けました。開業して15年になります。



灯油販売の前はスタンドにお勤めだったとか?

石油製品が好きで18歳からこの世界にはいりました。経理で入ったんですが、まずはスタンドに配属されたんです。

僕は将来主任クラスになりたいと思った。お客様に「畠中君、畠中君と呼ばれたい」と思いました。


5
年目に入った時、本社の営業部に配属。営業主任にはなったがまだ上を目指したいと思いました。えらくなりたいわけではなく、お客様との話を成立させるために肩書きは必要だと思ったんです。私は
スタンド大好き男で。今も好きなんですよ。


スタンドでのエピソードを聞かせてください

ある年の春にスタンドの所長でと内示がありました。このスタンドで3代目の所長です。建ってから5年目だけど、全く業績が上がらないスタンドで、自分が行ってダメなら閉めてしまう予定になっていました。だからこそ、会社で育て上げた畠中君を使おうといってくれたんです。

 
その時の自分から会社への要望は、

「お客様が来た時にいらっしゃる空間の床クロスと壁を新しくして欲しい。」と言いました。また「新卒の男の子が欲しい。小さなスタンドだけど、これから売上が上がって行くから増員して欲しい」とお願いしました。

それで、新人の男の子を含め、男性3名女性1名と自分の5名体制で始めました。オープン時には床も壁も綺麗になっていました。


所長を任されたスタンドが全道1に!

スタンドはガソリンメーカーの特約店。だから元売りが何をして欲しいかをしっかり考えました。その頃は無鉛ガソリンが出だした頃。フォーミュラーシェルとか、コスモマグナム100とか覚えているでしょう。当時はハイオクガソリンを売ることが使命だったんです。

北海道で当時は毎日、売り上げが1位から360位まで発表されていたのだけれど、自分のスタンドが1年半の間、全道でほぼトップでした。釧路のなんの変哲もないスタンドがなぜ全道1なのか、みんな不思議だったと思います。


その理由を知るために、札幌など他のコスモ石油から視察にきました。その方法も変わっていて、直接お店に来るわけではなく、スタンドの近くに車を停めて何人もなかにいてこちらを見ているんです。笑


当時、スタンドは上からノズルが降りてくる様式だったけれど、どうしてそのノズルの下に車が停まるのか。他のスタンドではレギュラーを入れにくるお客様に「ハイオク入れませんか?」と言って進めてやっとハイオクを入れてくれるのに、なんでうちは最初からハイオクなのかと。他店は知りたかったようです。


 
1つ目の答えは、元売りが売りたいものを販売店が同じく力を入れたことです。元売りの希望に沿うことで、原価を安くしてくれたことで売り上げが上がりました。つまりトップが描くビジョンに合わせて会社を運営させたということ。


これって商店街も同じだと思うんです。みんなで花植えをしている時に、「自分は花は嫌いだ」とやらなかったらどうなるでしょう。行政も同じ。商売も同じ。家族の親子関係みたいなもの。お互いの思いを一にすることで、助け合うことができて、発展していくんです。


2つ目の答えは「挨拶」です。親子関係で言えば、家族の中でおはようの挨拶が出来なければ、どうして会社に行って挨拶ができるようになるでしょうか。実はスタンドって挨拶の仕方が独特なんです。

「いらっしゃいませーーー!」ってやるでしょ。あれはなぜ必要なのか、なぜ大きな声を出すのか。それを教えてくれる所長なんていない。市場なら「新鮮な魚だよー」っていう意味だけど、スタンドに新鮮さなんてないですよね。でもただそういうものだって言われてするのと、その意味を分かってやるのとでは全然違う。当時、釧路市内に120箇所スタンドがあったんですが、お客様は自分が行くスタンドって決まってることが多いんです。だから、選んでもらえるってことが大事。

また社員に対しても、一度雇ったら経営者は責任があります。なので、どうしてそうするのかを教えていかなければならないんです。


スタンドにおける挨拶の意味とは?


実はスタンドは、お客様は耳を塞いでくるのと同じなんです。車の音もうるさいし、窓を閉めてくる。だから小さい声だと聞こえない。言ってても「あのスタンドはいらっしゃいませもありがとうも言わない」って思うスタンドに誰が来ますか?聞こえていないのは言ってないのと同じなんです。

聞こえなければ意味がない。意味がないことをしても成果が上がらない。成果があることをすることで自分たちは給料が上る。それは民間企業も公務員も同じですよね。


大きな声を出すことで、「このスタンドはイキがいい」って思ってもらえる。後、他の社員にも今、お客様が来たって知らせることができる。従業員全員が共有できるんです。

お客様にとって嬉しいのは、来店した時に、従業員がパッとみてくれることです。知らんふりされると悲しいですものね。みんなで迎えてくれるってことが嬉しいんですね。

日常生活で当たり前の挨拶を大事にしていこうと思ってるんです。だから「いらっしゃいませ、おはようございます」「いらっしゃいませ、こんにちは」「いらっしゃいませ、こんばんは」って日常の挨拶を入れます。

売ることありきじゃないんです。お客様が何を求めているのか。それを新しく働きにくる方にしっかり教えなきゃ行けない。洗車はどこを拭きあげるんだとか、なぜそうするのかとか、それをトップがちゃんと伝えていかなきゃいけないんです


ガソリンスタンドのお客様とは?

スタンドって商圏マップを作るんですよ。その中の家庭にポスティングしたりするのね。でもそれをしても売り上げが上がらないって講演会の時に質問されました。

ガソリンスタンドってすぐ引っ越しできないですよね。僕のスタンドは半径1km圏内のお客様より、45km離れた厚岸のお客様の方が多いんです。

実はこれ、男女の関係と同じ。このスタンドが好き、従業員が好きな方がわざわざ会いに来てくれる。遠くても厚岸から釧路に出向いた際に寄ってくれるんです。男女でも惚れたら遠距離でも通うじゃないですか。そういうことを経営者たちは忘れてるんです。近くのお客様だけがいいわけじゃない。今、来てくれたお客様が1番のお客様なんです。


 

今は人手不足だと言われていますが。

今は人手不足だと言うけれど、働こうとしない人間を責めるんじゃなくて、自分の会社が夢や希望があるかを示していかなければいけないと思うんです。

時給を高くするよりも、自分の仕事に夢や希望があって、自分の仕事が好きかを伝えられなきゃいけない。年金まであと何年って思ってる方が、新しい人に夢や希望を与えられるわけじゃないですよね。人が来ない理由を人のせいにしてはいけないんです。


僕は毎年、知的障害の方のクリスマス会にいくんですが、皆さん、とても素敵です。自分たちの仕事を楽しんで一生懸命やっている。同じように自分たちも、自分達の役割をしっかりやらなきゃいけないと思っています。




「すきっぷ」で大事にしている「よかった探し」とは?


そんなガソリンスタンドの経験から、灯油配達のお店「すきっぷ」を作りました。歩いても行けない、走りすぎても行けない、すきっぷ位がいい速さだと思って名付け、15年になります。

会社を作ったら「よかった探し」をしようと思ったんです。寝る前に悪いことを思い出す人はいっぱいいる。でも良かったことって忘れやすい。自分の布団で寝れることも良かったことですよね。もしかしたら病院の布団で寝てるかもしれないじゃないですか。

よかったことっていっぱいある。僕はこの仕事を通じてよかった探しをしたいんです。これが大きく膨らめば、社会貢献もできる。それが会社の役割じゃないかとおもうんです。なので会社のHPにも「よかった探し」のことは書いています。

風邪ひいた人のそばにいると「風邪うつった」って言うけど、健康な人のそばにいて「健康がうつった」って言わないですよね。だから良かったことって本当に気づかれないんですよ。一生懸命働いてくれる後輩たち、大好きなスタンドのこと、もっと伝えていきたいです。

ガソリンってライフライン。電気やガスなどをベストミックスで使うことが大事。友達も偏らない。エネルギーも偏らないことが大事。そんな中でエネルギーを扱う仕事を扱わせてもらっていると思っています。だから大事にしていきたいんです。


とっても素敵なお話、熱い思いを聞かせていただきました。ありがとうございました。
すきっぷさんは灯油配達の他に、インテリア家具を扱っています。
また取材行きますね〜^^



灯油配達「すきっぷ」さんは
〒085-0046
北海道釧路市新橋大通5丁目1-2
TEL:0154-21-7100
FAX:0154-21-7200
URL:http://skip-point.jp/index.html
  「よかった探し」のことも書いてありますよ~^^










新橋大通商店街振興組合は20周年


こんにちは〜。大変遅くなってしまいましたが
5月18日に新橋大通商店街の総会がありました。










こんな感じで総会が始まりました。みなさん、ちょっと緊張?




実は新橋大通振興組合は20周年で
その間には釧路の街に2つ目のイオンができたり
これまであった大型スーパーが撤退したり
地域における商業のあり方がどんどん変わっていったお話がされました。



みなさんで記念撮影をパシャリ。





この日は、新しく組合員になってくださった方も〜。
近々、取材に行きますね!



実は新橋大通商店街はコンパクトシティ構想のモデル地区で
徒歩で動ける範囲に大型商店、小売店、病院、銀行、学校があるんです。


歩いて全てがまかなえる地域なんですね!

コンパクトな町づくりが近年求められてきていますが
新橋大通は釧路駅からも近いし、バスの便もとってもいい。
商店街から商売を通じて町づくりをしていきたい
そんな思いを共有されていました。




そして例会が終わった後は、懇親会です。この時は各町内会の
会長さんたちもたくさん集まってきてくださって盛り上がりました!













その時出されたお料理がこちら。カニづくしです!さすが北海道!




また、その時には、商店街のこれまでの歩みを動画で見ました。
小さかった子供達が今は立派な大人になっている
毎年続いている盆踊りも、花壇の花植えも、商店街の方々みなさんの
力を合わせることで出来上がっているんだなあと実感した次第です。


新橋大通商店街はこれからもっと町とともに発展するよう
心を一つにできた総会、懇親会でした。
最後に、その時流れた動画、よかったら見てください。
新橋大通商店街をこれからもよろしくお願いいたします。



理容たなべさんが新聞記事に〜^^

こんばんは!新橋大通商店街もりあげ隊です!

今日は嬉しいお知らせが!
なんと北海道新聞に、理容室「たなべ」さんが載ってたのー!

「たなべ」さんは昨年取材に行かせていただいてたんだけど、
とっても素敵な方でした。

その時のブログはこちら〜。
https://946shinbashi.blogspot.jp/2016/12/blog-post.html




2018年5月28日 北海道新聞の夕刊より。
その時には理容のこともそうだけど
新橋大通商店街の歴史とか、人生について教えてもらったの。

さてさて、そんなたなべさんが今回記事になったんで超うれしい!
せっかくなんで、ここで載せますね!


釧路市新橋大通9には、大正末期に創業した老舗「理容たなべ」がある。2代目店主の田辺トク子さんは86歳の現役理容師。毎週日曜と第3月曜日の定休日を除いて毎日8時間、1人で店に立って働き続けている。

店は田辺さんの義父が新橋大通8で創業。1960年に現在地に移転した。実父が理容師だった田辺さんは中学卒業後、姉の夫が営んでいた市内の理容店の手伝いを経て、25歳で理容師免許を取得。27歳で結婚し、後継者がいなかった義父の店を引き継いだ。


当時は従業員を雇っていたが、1人で営むようになって約30年になる。86歳になった今も大病を患うことなく、忙しいと5時間近く立ちっぱなしの時もあるが、「休みの日も体を動かしていないと気疲れする」というほど精力的だ。長年、標茶や阿寒などの遠方から通ってくる常連もいる。

「そうした長年のお客さんと、お茶を飲みながら話をするのが私の生きがいなの」と笑う。

「母さん、絶対やめるなよ。」と声をかけてくれる常連や「まだまだ一緒に頑張ろうね」と励まし合う年齢の近い同業者の存在も大きい。「お客さんに支えてもらっていることがありがたい。年も年だけど、仕事ができるうちはまだまだ続けたい」と笑みを見せた。

う〜ん、とっても素敵な記事。たなべさんらしさが出てるようです。
取材した以外でも、新橋の会合やイベントで時々お会いしますが、その時も穏やかな笑顔で会釈してくれる。新橋のお母さん〜って感じです。


前回の取材では、「悩みなんて、みんな持ってる。だから、それは放っておいて人生を楽しもう。」って教えていただきました。まさにたなべさんご自身がそんな方なんですね。


理容室 たなべは

住  所:釧路市新橋大通9
営業時間:午前9時〜午後5時
定  休 日:日曜、第3月曜

電    話:0154-22-7739